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空家

空き家にはどんな活用方法がある?3つの方法を解説!

日本全国で増え続けている空き家。その数は年々増えて「数百万戸」に上ると言われており、それは深刻な社会問題になっています。その空き家をこれ以上増やさないようにするためには、空き家を上手に活用することが大切です。では空き家をどのように有効活用すればよいのでしょうか。ここではその活用方法「3つ」を紹介します。

 

空き家を活用せずに放置するとどうなる?

 

家は人が住まなくなると、あっという間に朽ちてしまうものです。風雨などにさらされ続け、どんどん劣化していきます。さらに戸建であれば庭の草木は伸び放題になり、人が住めるような家ではなくなってしまいます。最悪の場合には、その空き家にホームレスが住み着いたり、たばこの吸い殻の投げ入れ等による火事の不安も出てきます。そうなると近隣住民の心配の種になることでしょう。そして街に空き家が一軒でもあると、その街のイメージが悪くなることもあります。このように空き家を放置しておくことは、他人に大きな迷惑をかけることもあるのです。

 

活用方法1:賃貸や売却して誰かに使ってもらう

 

上記の様な事態を防ぐためには、その空き家を有効活用することが大切です。その一つに、空き家にリフォームやリノベーション工事を施して、人に貸すという方法があります。空き家の状態が悪くなければ、簡単なリフォーム等でも貸せるようになります。そうすると家主は、家賃収入を得られるというメリットが出てきます。空き家を放置しておくと固定資産税等が掛かりますが、家賃収入を得ることが出来れば、そこから税金等を支払うことも出来るのです。他にも、賃貸を考えないのであれば「売却」という方法もあります。その場合にも、空き家をリフォームしてきれいな状態にして売りに出すことも出来ますし、もしくは解体して更地として売ることも可能です。このような場合、リフォームや解体費用が掛かってしまうのが難点ですが、賃貸や売却に成功すれば初期投資したお金もいずれ取り戻すことが出来ます。

 

活用方法2:リフォームやリンベーションをして活用する

 

他人に賃貸する場合には、リフォーム等が必要になりますが、リフォームやリノベーションをすれば、家主が自分で住むことも可能です。所有する空き家の立地があまり良くなく、賃貸が難しい場合には自分で住むという選択肢が適切かもしれません。ただしこの際にも、リフォーム費用が掛かってしまいますが、家をきれいな状態に保っておけば、自分で住むことや他人に貸すという両方の選択肢が生まれるのです。

所有している空き家に合ったプランを考えよう

 

不動産は立地がとても大切です。賃貸に向いた場所にある空き家であれば、貸すという選択肢が有効でしょう。そうでない場所であれば、売却をしたり、自分で住むという選択肢が適切かもしれません。どの方法を選ぶかは、所有する空き家の特徴によって変わります。その空き家にマッチした方法を採ることが、空き家を減らすことに繋がっていくでしょう。