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相続

相続した土地にかかる相続税はいくら?評価方法とは?

相続した土地にかかる税金がどれくらいか?
土地にかかる税に関する計算がよく分からない、という方はいらっしゃいませんか。
実は、土地の評価方法には2つあり、それぞれ別の計算をする必要があります。
この記事では、相続した土地の価値を評価する方法やその際にかかる税金についてご説明いたしますので、ぜひ参考にしてください。

 □土地の価値を評価する式とは?

土地の価値を評価するやり方には、路線価方式と倍率方式があります。

 *路線価方式

路線価方式は、主に住宅街や市街地に住んでいる方が利用する計算方法です。
地図を見てその場所の路線価を読み取り、計算する方法だと考えると良いかもしれません。
路線価方式で土地の価値を評価するには次の式が使われます。
土地の広さ×路線価×土地の補正率 

土地の広さは固定資産税納付通知書に書いてあるので、そこで確認すると良いでしょう。

また、路線価はインターネット検索でも知ることができます。
土地の補正率があるのは、土地がどんな場所にあるかを評価軸にするためのものです。
三角形の土地と正方形の土地が同じ広さでも、やはり正方形の土地の方が良いですよね。
そういった面を計算するためにも土地の補正率を入れるのです。

 

*倍率方式

倍率方式は主に市街地から離れた場所で使われる評価方法です。
倍率表を見ると、住所ごとに土地の倍率が書いてあるので、その数字を参考にすると覚えておくと良いでしょう。
計算式は、固定資産税評価額×土地の倍率で表されます。
固定資産税評価額は、固定資産税納付通知書に書いてあるので参考にしてください。

□相続税はいくらなの?

 

以下、速算表を掲載しております。先ほど算出した土地を含めた遺産の評価額が1000万円以下の場合には、税率は10%です。

そこから税率が上がっていき、3000万円以下なら15%で、5000万以下なら20%もの税金がかかります。

 

 □まとめ

この記事では土地の評価方法と、それにかかる相続税について述べました。
専門的な内容でしたが、まずは路線価方式か倍率方式で土地の評価額を出して、それから額に応じて相続税を支払うという流れになっています。
こういったわかりにくい計算については、是非弊社にご相談くださいね。

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