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大阪市が子供の読解力向上計画を実施!

大阪市は21年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の全科目で全国平均を下回りました。

同市はその対策として、学習の基盤に重要とされる読解力の向上を図る事を狙いとし、小学3年生から中学3年生を対象に読解力を育成する授業を週1回以上導入する方針を固めました。

2023年度から試験的に実施をし24年度にもすべての市立小中学校での実施を目指します。全国の一部の学校では独自に読解力を養う授業を取り入れてますが自治体で計画で位置付けて重点的に取り組むのは全国でも珍しいそうです。

授業内容は新聞などの実用的な文章のほかに、グラフや図表に触れ文章の読み解きや児童・生徒同士のディスカッションを想定しています。

今後は週に1~2回課外授業などに充てている総合的な学習の時間のうち1回を活用して進めていく予定。文部科学省が8月に公表した21年度の全国学力テストで全国20政令指定都市のうち大阪市は小学6年生の算数と中学3年生の国語・数学が最下位で学力向上が課題となっています。

また国際的な学習到達度調査によると、読解力はテキストから情報を探し出したり質や信ぴょう性を評価したりする能力を指します。79ヵ国・地域が参加した18年の学習到達度調査では日本の生徒の読解力は15位で前回からの8位から後退しました。

大阪市の学力が向上しご家族でも安心してお住まいいただけるような市政に期待しています。